散歩道<5203>
    
                          インタビユ・オピニオン・ 中央銀行の使命 (4)            (1)〜(5)続く
                     疑念なき独立性が 悪い通貨創造防ぐ 人気取りはしない
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・・・1月の講演で、各国が通貨安を求める「通貨戦争」に陥る懸念を指摘されました。日本の金融緩和策を批判したのでしょうか。
  「いいえそうではありません。主要7ヶ国声明が注意深く示しているのは、三つの点だと思います。第一に、為替レートを政策目標とはしない。第二に、為替レートの調整のために何らかの行動が必要だと各国が一致する例外的状況にならない限り、市場に介入しない。三つ目はその国自身の経済を刺激する為の政策がもたらす為替レートであるなら受け入れる。日本の行動は、それに沿ったものだと思います」
・・・各国が競って金融緩和を続けていけば、どんな結果になるのでしょう。極度のインフレですか。
  「米国は自国経済を刺激するために金融を緩和しており、競争上優位に立つ為ではありません。ほかの主要な中央銀行も同じだと思います。もし我々がその政策をあまりに長くやり、あまりに多くの通貨を生み出し続ければ、インフレが起きますが、今すぐに脅威があるとは思いません。世界のマネーサプライ(通貨供給量)の伸び率を見ても、インフレの脅威が迫っているとは思いません。我々は状況を注意深く見守っています。過剰な通貨の創造で過剰なインフレが起きていると感じたら、すぐに止めます」

'13.3.16.朝日新聞・イングランド銀行総裁・マービン・キングさん

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