散歩道<943>
人口知能(AI)が急速に進化する中、自らの判断で人を殺すことが出来る「キラーロボツト」の開発の是非が問われている。AIを兵器に搭載することは、どこまで許されるのか。
大集合・(453)1792・ 面白い話(137) 耕論 AIと兵器どこまで(2)・想定外の」動きもする恐れも
1792 規制を求める第一の理由は、ヒトの命を奪う判断を、機械に委ねている点です。従来の兵器は、あくまで手を下すのは人間です。論理的な責任が問われるのも、人間です。でもAIが手を下す「自律型」では、その責任の所在があいまいになります。
技術的な問題もあります。AIが判断を間違っても、内部の仕組みが複雑で、人間には原因が判読できません。私は、複数のAIが連携して群れとして動く「群知能」の研究うを専門としています。例えばAIを搭載した兵器が群れをつくって行動下場合、その複雑さは理解を超え、全く想定外の動きをするかもしれません。
ただ、AIの研究自体には歯止めはかけられないし、欠けるべきではないと思います。その良さや問題点も、開発してみないとわからないからです。<検>戦争、<検>科学
'18.9.14.朝日新聞・ 慶應大学教授・栗原聡教授