散歩道<79>
地上43階・住友ビルでの地震経験
昭和52年(1977)9月講演会の始まる前、講師を皆で待っていた時、東京西新宿の住友ビル地上43階で地震が起きた。ビル全体が左右に揺れこれほど高いところで地震にあった事がなかったのでいろいろのことを想定したが、しっかりと窓ガラスと通路の柵を握り締めていた。この周辺の大きな高層ビルも同じように揺れるのも見る事ができた、それはまさに蛇の蛇行を感じさせる動きであった。4〜5階単位で揺れを吸収してエネルギーを放出するように、上へ上へと伸びていくように見えた。最先端の近代技術の粋を結集して建てられたとはいえ、ひょっとしてこの地震の揺れを吸収する方法は自然の蛇の動きからヒントを得たのではないかと?そのとき感じた。自然を大切にしたいものである。最近聞いたNHKの放送で、偉い先生の話の中に「動物にヒントをえて作られる建造物等もある」という話に、嬉しくなったのを覚えている。
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備考:'07.1.のニュースで専門家の先生の話では、建物の下が、液状化現象を起こしているようなゆるい地盤では、このような(上記のような)揺れにはならないそうである。
'10年3月7日 「NHKスペシァルMEGAQUAKE巨大地震」・超高層ビルを直撃・1985.年・メキシコシティーを襲った地震と、神戸地震の違いは波長の高さ、周期の長さの違いにあるようだ。前者は幅2秒、後者は幅1秒だそうだ。その原因で、考えられるのは、地盤の岩盤の強さにある、前者はアステカ帝国の首都を16世紀以来、スペインが湿地帯を埋めて作った土地の為、地震による土壌の液化現象が起ったことが考えられる。その為、揺れは長い時間続いたと考えられる。後者は、地盤の岩盤がしっかりしていた。2010年3月8日
'10年3月14日・ 「NHKスペシァル」MEGAQUAKE巨大地震」・TSUNAMI来襲の悪夢・死の波から生き残れるか:世界で地震が最近頻発している。津波は地震が地球の真後ろで起った場合でも、津波は世界のどこへでも押し寄せる。(最近の例でもチリで起こった地震で日本太平洋沿岸には3bの津波として海岸に打ち寄せた)。その速度は非常に速く都市の道路を一気に奥へ奥へと押し寄せる。(メキシコシティーのVTR)、高齢者がその波を横切るのは実のところ難しい。人は道を昼間、見えているから歩けるのであって、見えないマンホールがある所や、段差や障害物があるところ等歩けるものではない。津波の話を知らなくても、洪水で堤防が決壊した時の水の流れの速さを思い出したらいい。その勢いの速さたるや、持つ物を選ぶ時間など殆どないというのがそれを示していると思う。避難しなかったり、ましてやサーフインをし続けていたりする人がいたという情報には驚きだ。自然はそんなに甘くない。2010年3月15日
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