散歩道<783>        785から移動

                      散歩道・面白い話・大集合(321)・1553
                   新欲望論(B)多様性こそが「合脳的」             (A)~(C)へ続く
                          文化を貧しくする拝金主義

1553、 もともと、文化を高度に発達させた人間の欲望の形は単純に割り切れるものではない。社会の誰もが金儲けに走るような、「欲望のモノカルチャ」ほど文化を貧困にするものはない。金で買えない快楽こそが真実や美へと人類を導くインスピレーションを与えてきたのである。私が留学していたケンブリッジでは、ぱりっとしたスーツを着て歩く紳士は「ふつうのお金持ち」ということで敬遠」されていた。穴の開いたセータを着て、おんぼろの自転車をこぎながらふらふらと行く老人を見ると「あの人は偉い人にちがいない」と尊敬された。オックスフォード大学の卒業生は世界が誰のものでもかまわないと思う」というジョークも耳にした。政治家や経営者を輩出するオックスフォードに対して、自然科学中心のケンブリッジの矜持(きょうじ)がそこにあった。もちろんケンブリッジの名門、トリティー・カレッジ出身のアイザック・ニュートンのように科学史にのこる画期的な業績を成し遂げる一方で、造幣局長官、ロイヤル・ソサイチー会長など、世俗的なパワーの座をつかんだ人物もいる。 2006年1月5日
'05.1.4.朝日新聞、脳科学者・茂木健一郎様

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