散歩道<772>
散歩道・面白い話・大集合(312)・1533
死を語り合い 生を見つめる(2) (1)~(3)続く
自分への弔辞に涙
1533、 カフェのスタイルは多様だ。
東京の築地本願寺が5月に銀座で開いたデスカフェは、ワークショップ形式を取り入れた。30~40代の女性が7人がペアとなり相手の弔辞を作る。「人生で大切にしてきたっことは?」。話を聞き取り、弔辞を書いて読み上げる。一人の女性は自分への弔辞に涙を浮かべた。「死んでも、私を分かってくれる人がいると想像するとうれしくて・・・」
浄土真宗本願寺派の若手僧侶たちが企画し、15年から京都市などで開いている。中心メンバーの霍野(つる)(31)さんは、非日常的な設定から人生を見つめ直す場の意義を説く。
統計数理研究所のリーポートによると、日本で信仰を持つ人は3割前後。京都大こころの未来研究センターの広井良典教授は著書「死生観の空洞化」を指摘する。「死の意味が解らない」と同時に「『生の意味づけ』がよく見えない」状況という。 <検>宗教、