散歩道<771>

                          散歩道・面白い話・大集合(311)・1532

                                     
死を語り合い 生を見つめる(1)            (1)~(3)続く

  「デスカフェ」催し各地で

1532、 不吉。暗い。「死」はとかくタブー視されがちだ。しかしいま、飲み物を片手に、気軽に死を語るイベントが広がっている。名付けて「デスカフェ」。あるいは「死生学カフェ」。欧州発で広がってきた「死を語り合う文化」は、日本に根付くだろうか。
 福祉施設の一室で、30~60代の男女8人がテーブルを囲んだ。死ぬのが怖いと語る男性がいる。親の死の方が怖いと話す女性もいた。そんな話をしながら、時々、笑いが起きる。緩和ケア認定看護師をしている30代の女性は「自分の死生観がないと、目の前で死にゆく方を受け止められません」と語った。

 仙台市で5月に開かれたデスカフェの様子だ。
 主宰する鍼灸
(しんきゅう)指圧師の庄子(50)さんは2010年に妻を亡くした。周りは気を使い、触れようとしない。だれにも苦しさを語れなかった。しかしグリーフケア(悲嘆の癒し)の専門家に巡り合い、楽になる。欧米で盛んなデスカフェを知ったのはそのころだ。死別経験者に限らずだれでも自由に「死」について語ることができる場、・・・理念にきょう興味し、15年からデスカフェを始めた。「よく生きるには『生』だけを考えていても限界があります。<検>宗教、