散歩道<718>

                  面白い話・大集合(266)・1384 面白い話(78)ひもじい打合せ・おいとけぼり

1381、かたえくぼ談合構造頭をきってもすぐ再生するよ・・・・・・・・・・・・トカゲ(松露)

1382、宮中の女官の隠語「ひもじい」
 足利尊氏が京都室町長に幕府を開き、室町時代が始まった約6百年前、宮中の女官たちの間で、文字詞という一種の隠語が流行した。髪の毛を「かもじ」杓子
(しゃくし)を「しゃもじ」などと、詞の頭字に、接尾語の「もじ」をつけていうものだが、「ひもじい」もその一つ。当時が腹が減った時は、ひだるいといったが、「ひもじ」と隠語にし、さらに形容詞化して、「ひもじい」となったようだ。もともとこの文字詞は、女性らしく物事を歪曲に表現する一手法として生まれたものだというが、この「ひもじい」、現代では、隠語としてのオブラートははげかけている樋口清之様

1383、打楽器が互いに音あわせをする「打ち合わせ」
 もとは邦楽の世界で使われていた言葉が、今では日常用語として、頻繁に使われているものがかなりある。その一つが、ビジネスのきまり文句となった感のある「打ち合わせ」。この言葉、出所は邦楽の打ち物、つまり、太鼓、鐘など、打ち鳴らす楽器を互いに音合わせすることらしい。とすれば、口角アワを飛ばして甲論乙駁
(ばく)といった不協和音を奏する会議は、とても「打ち合わせ」とは言えない。もっとも、現代サラリーマン考現学の大家に言わせると、最近の会議は、意見を調整するどころか、慣れ合いの「打ち合わせ」の場と化してあまり実のないものになっているとか。樋口清之様

1384、「本所七不思議」の伝説「おいてけぼり」
 今の江東区錦糸町あたりとおもわれる場所に、一つの池があった。釣り自慢の江戸っ子たちは、終日、ここで釣りを楽しんだ。日が落ちて、獲物をビクに入れて意気揚々と帰ろうとすると、どこからともなく「おいてけ、おいてけ」という不気味な声が聞こえた。これには、さすがの江戸っ子も肝をつぶし、せっかくの獲物を置き去りにして逃げ出した。これが江戸時代に言い伝えられた伝説「本所七不思議」の一つ「置いてけ堀」の怪である。この伝説から、「おいてけぼり」という言葉が生まれたというが、魚類学者の説によると、魚が胸ビレをすり合わせるギーギーという音が、恐怖心のあまりオイテケと聞こえたのではないかという。志村和久様