散歩道<6912>
                          明日へのLesson・特別編・著者が「とく村上陽一郎さん
                        エッッセー「科学の変容と社会」(4)×九州大学入試

 正解のない状態に耐える力

 「説く」
 
・・・・現在は科学と社会の関係をどう見ていますか。
 「多様で複雑な科学に対応する社会側の仕組みつくりは、様々場面で実現しつつあります。たととえば高度に技術的な分野に関する意志決定は、専門家だけで行われていたが、市民の常識を活用しようという試みが行われるようになった。エネルギー政策では、意見が異なる専門家を呼び、市民も説明を聞いて考えるDP(討論方世論調査)が民主党政権時代に行われた詩、裁判員裁判も、そう。全員がステークホルダー(利害関係者)との発想で、前進だと思う。
 
・・・・科学が『知りたい」から「役に立つ」へ極端に振れている印象がある。基礎研究も軽視され、じんぶん・社会科学系でも「「役に立たない」学問への不要論は高まっている。
 「科学分野のノーベル賞では『役に立つ』という理由が増えた。特に日本は、社会への利益を重視するしか主義が蔓延し、『社会のための科学』という側面が全面に出過ぎ。知る喜び事態を求める科学本来の姿が軽視されている危惧は、科学者関でも共有されています」
<検>科学、<検>教育、

'19.5.29.朝日新聞
 岩田智博氏