散歩道<688>

                             散歩道・面白い話大集合(240)・1284・・
面白い話(74)醍醐味・鉄火巻

1282. かたえくぼ:「亀裂」の語源:今回の総選挙とは関係ありません・・・・・・・・・・言語学者(矢作)

1283. ナポレオンを狂喜乱舞させたチーズの味「醍醐味」
 仏典のひとつ涅槃経につぎのような一節がある。牛より乳を出し、乳より酪を出し、酪より生酥(きそ)を出し、生酥より熟酥(じゅくそ)を出し、熟酥より醍醐をだす。醍醐は最上なり、服するものあれば衆病ことごとく除く・・・・・」醍醐は万病に効く滋養食というkとだが、これすなわちチーズ作りのプロセスにほかならない。当時は、一石の牛乳からわずか三、四合しかとれない貴重な食べ物でしかも、美味としている。まさに、食べる時の醍醐味は格別だっ田に違いない。チーズといえばその臭い、昔から女性自身のそれにたとえられる。朝寝坊のナポレオンがチーズの匂いをかがされ、「オオ、ジョセフィーヌ」と叫んだのも、最愛の妻こそ、"醍醐味”だったからだろう。樋口清之様

1284. 真の変革は流血と関係ない「革命」
 現代は、革命が安売りされる時代だといわれる。たしかに、流通革命、事務革命、意識革命などといわれてみると、かってあった流血のイメージとはほど遠い革命が氾濫しているようだ。では、革命とはやはり、流血と破壊がその本質なのかと言うとけっしてそうは言えない。革命の語源は、『易経』(えききょう)にあり、本来の意味は、「天命が革(あらた)まること」だった。つまり、フランス革命のように、被支配者が、支配階級から武力で権力を奪い、社会組織を変革することばかりでなく、平和的に権力を別の高徳の人物にゆずることも指した。ただ、いくら平和的でも、天命が改まるほどの重みもない、安売り革命ではやはり革命の名に値しないだろう。樋口清之様                                       

1285頭の弱かった野呂松人形「のろま」
 徳川四代将軍家綱の治世下江戸に野呂松勘兵衛(のろまつかんべえという一風かわった人形遣いがいたこの男江戸堺町の和泉太夫座で興行を打ったとき、青黒くて変な顔をした人形を使った。いかにも頭の弱そうなこの野呂松人形、勘兵衛の手によって、愚飩でまぬけな男を見事に演じ、、江戸町民の笑いを誘ったといういつの世も、「のろま」役が人気を博すのは、見ているものが、自分はあれほどではないと安心するからだという節があるが、最近は、ほんとの笑いをさそう役者が少なくなってしまったのはさびしいことだ。ちなみに野呂松人形、今も佐渡に残っている樋口清之様