散歩道<6872>

                            日曜日に想う・未来になるスイッチ(3)

  とまどう参加者を促す仕組みを」信州大学」経法学部の西村直子教授達が入念に設計していた。まずほかの町で未来人として議論に加わった人の体験談を紹介。 
 そのあと、各般の司会役の市職員が40年前を振り返りましょうと年表を示す。
 「土曜日は半ドンだった」「ケータイもなかった」。当時を思い描き40年はかなりの変化をもたらす長さだと感じる。この振り返りを助走に今度は40年後に飛ぶ。人口など将来予測のデターも提供された。そのタイミングで、用意されたおそろいの緑色のパーカーを羽織る。気分が変わり創造力がさらに羽ばたく。未来人になった気分でその暮らしを語りだす。
 「休日はもっと多い」「マイカーは必要ない」「晩ご飯は昆虫食」
・・・・。話が盛り上がったところから町の在るべき将来像へと議論が移っていく。 
 「考え方がポジティブになりました」と中川さん。「みんな、夢を語り合った学生時代のような顔になった」。再開発よりもコミュニティーを大切にする町づくりに考えが傾いたという。目先の不安よりも将来の夢から今を考える発想へ。
<検>時間、<検>日曜に想う、

'19.4.7.朝日新聞・編集委員・大野博人氏