散歩道<6870>

                            日曜日に想う・未来になるスイッチ(1)

 「課題」先進国の本が、「解決策」先進国になるかもしれない。
 人口は減り、高齢化が進む。財政赤字が膨らみ続ける。3
11のあとも原子力発電はやめられない。
 深刻な課題程解決が先送りされる。私たち現役世代が子や孫より今の自分たちの暮らしを優先する姿勢から抜けだせないからだ。犠牲になる世代から声が届かないのをいいことに。
 では、その声が聞こえるように出来ないのか?未来人を呼び寄せるタイムマシンはない。なら私たち自身が未来人になり変わればいい。でもどうやって?
 実は私たちの中には、未来人になるためのスイッチがある。それをオンすれば、ぜんぜん違う発想がわいて出口が見えてくる
・・・・。そんな風に考えた各地の自治体や研究者がそのスイッチを入れる方法の開発に取り組んでいる。フューチャーデザイン(FD)という手法だ。 
 日本で編み出され、海外の学会からも注目されている。最近は英国BBCも日本初のアイデアとして報じた。
 <検>時間、<検>日曜に想う、

'19.4.7.朝日新聞・編集委員・大野博人氏