散歩道<6818>
                         社説・平成の30年・それでも、確かなことは(3)

 元号が平成になる約2ヶ月前、時は」すでにバブル。昭和最後の国民生活白書は、国民の格差に対する意識は「成熟化しつつある」とした。多くが「格差は拡大した」と実感していたが、個人の選択や」努力で生じた格差は容認する傾向が」強い、と。
 社説はこれを、真向批判した。「資産課税の強化を求める声を、『女こどものひがみ』と切り捨てた政治家がいた。ひがまないのを成熟した「おとなの意識」というなら、未熟の方がましだ」
 そして、30年。バブルの崩壊、就職氷河期、ワーキングプア
・・・個人の選択や」努力では覆せぬ理不尽に、当時者も傍観者も仕方ないと独りごち、社会は熟した。いびつに、過剰に。<検>政治、<検>世相、
 

'18.12.31.朝日新聞・