散歩道<6787>
                      インタビユー 米中間選挙2018  ポピュリズムの台頭(5)      

ドイツで難民排斥を掲げる政党が勢力を伸ばし、ブラジでは軍事政権を賛美する人物が大統領選を制した6日に中間選挙があった米国ではトランプ大統領がメディアを執拗に攻撃した。民主的な選挙がポピリズム(大衆迎合政治)と言う怪物を生み、民主主義を窒息させる。世界中に蔓延する現象をどう読み解けばいいのか。

ナショナリズ 排除に道具から 違い越える力に

・・・・ハンガリーのように冷戦後に民主化した中東欧の国、極右が大統領選で勝利したブラジルなど新興国にまでポピュリズムが広がっています。
 『国ごとに太所云う、事情は違いますが、例えばブラジルでは球う拡大した中間層が経済の停滞にいら立ちを募らせている。ハンガリーなどでは民主主義がもたらした豊かさの恩恵が都市にしか及ばず、地方との格差が広がっています」
 ・・・民主主義に代わる統治モデルとしてポピリズムの政治が支持されるわけですね。
 「かれらの多くがエリートを攻撃し、大衆に寄り添う姿勢を装います。しかし、実際には権威主義的で、多数派に不人気な少数派を攻撃し、裁判所など自らの意に沿わない機関から独立性を奪います。独裁と違って、選挙と言う手続きは経ている点で、まさに『自由のない民主主義』です。ポピュリズムはトルコやインド等アジアにもおよび、もはや世界的現象です」 
<検>政治  

'18.11.7.朝日新聞・米政治学者 ヤシャ・モンクさん