散歩道<6786>
                    インタビユー 米中間選挙2018  ポピュリズムの台頭(4)      

民主主義に不信感 自らが決める原則 そこなわれている

・・・・だからといって民主主義そのものに幻滅が広がるのは衝撃です。
 民主主義が人々を魅了したのは、政治参加に道を開いたからだけではありません。戦後、ドイツや日本など多くの西側諸国で経済復興と民主化が歩調合せて進展
し、生活の豊かさと民主主義が一体のものと実感されてきました。ところが冷戦が終わると、経済成長が止まり、民主国家で暮すことに価値を見いだせなくなった人が増えてきました」
 民主主義を考える場合、ものごとうを決める『民』とは誰かという問いに突き当たります。古代ギリシャのアテネでは女性と奴隷は除外されていました。欧米諸国では戦後、多くの外国人が流入しました。そのペースがあまりに速いため、他民族社会に立脚した民主主義モデルの構築が追い付きませんでした。国のアイデンティテーがそこなわれるという危機感がナショナリズムを刺激し、そこにポピュリズムがつけ込んでいます」 
<検>政治  

'18.11.7.朝日新聞・米政治学者 ヤシャ・モンクさん