散歩道<6780>
                                
                                   社説・先生の働き方(1)・子供のためにも改革を

 先生の労働時間をどうやって減らすか。中央教育審議会で教員版「働き方改革」の議論が大詰を迎えている。
 日本は中学で6割、小学で3割の教員が、過労死ラインの月80時間を超す残業をしている。先進国で際立って忙しい一方、授業に充てられる時間はよそより短い。それ以外の用事に日々追われているからだ。
 子供達が受ける教育の質を高めるためにも、むだなしごとを削ったり、肩代わりしてもらったりして、肝心かなめの授業とその準備に集中出来るようにしなければ「ならない。
 たとえば中学の先生は部活動道の指導に携わる時間が長い。国が目安とする「週休2日以上」を確実に守るようにし、あわせて教員に代わる外部指導員の登用に力を注ぐ必要がある。
 難しいのは、先生の心がだけで解決できる話ではないことだ。学校には次々と新たな課題が降ってくる。小学校では、英語に続いてプログラミング教育が再来年度から必修になる。地域や保護者から要請があれば、むげな対応も出来ない。 
<検>教育

 '18.11.30.朝日新聞