散歩道<6611>
                  コラムニストの目・  トランプ氏対「母なる自然」(3)          (1)~(4)続く

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  トランプ氏は、嵐の直前に傘を投げ捨てようとしている大統領なのだ。
 きっと、「グリーン」政策は、弱弱しくて、採算が合わず、愛国心に欠け、なんとなくフランス的と、トランプ氏はあざ笑うだろう。だが、民主党はグリーンは地球規模では、重要戦略で、地元に利益をもたらし、労働者階のためになる。グリーンこそ新しい赤、白、青、つまり愛国心を表すと、容易に反撃できる。
 こうしたメッッセージは、ミシガン州やオハイオ州のような工業地帯の激戦州で、すぐに役立つだろう。クリーンエネルギー産業に関する最新の調査では、米国中西部の12の州で71万4257人が、再生可能エネルギー発電やクリーンな送電、エネルギーの効率化、クリーンな燃料、先進的な輸送に関する仕事についていることが明らかになった。オハイオ州だけでも、石炭、石油、ガス業界で働く人が3万8千人なのに対して、グリーン産業で働く人は10万8千人である。

<検>環境、<検>政治、       (NYタイムス、8月15日月、抄訳)

'18.8.25.朝日新聞・トーマス・フリードマン