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面白い話(97)・醜名(しこな)・月並(つきなみ)
かたえくぼ:バレンタインデー:昔・・・・義理チョコ 今・・・・偽装チョコ(ヤブ)
美男の相撲取りでも・・・・・・醜名(しこな)
「醜名」と書かれて、はて何のことかと首をかしげるむきもあろうが、これは”しこな”つまり相撲の力士の呼び名のことだ。普段目にする”四股名”を当てたものだが、これはあて字で、本来は醜足からという。相撲フアンならずとも、双葉山(ふたばやま)、大鵬(たいほう)、若三杉(わかみすぎ)と美男の相撲取りは数えるにいとまがないほどいるにもかかわらず、”みにくい”とは何事か、と言いたくもなるが、この「醜」、実は接頭語的に用いられて「強い」こと、「頑丈」なことを意味する。土俵に上がって取り組みまえに「醜をふむ」のは、準備体操だけでなく、相手を醜=強者とみなし、その”醜をふみやがぶる”一種の示威行為である。樋口清之様
散歩道<69>双葉山の地方巡業、<68>飛行機に何回も雷を受けた経験
夏目漱石が流行らせた「月並」(つきなみ)
明治の俳句革新運動の中心人物だった正岡子規(まさおかしき)は雑誌「ホトトギス」を拠点にして、これまでの俳人達が「月例会」を開いて作っていた俳句を、「月並調」と激しく批判した。従来の俳句は、ありきたりでつまらないと、写生俳句を主張したのだが、これに同調したのが、子規の友人でもあり、俳句の弟子でもあった夏目漱石(なつめそうせき)。漱石は「我輩は猫である」をはじめとする数々の名作の中で、この「月並」という言葉をしばしば使った。さすが明治の文豪だけあって、たちまちのうちに流行語*1と成ったから、やはり、子規と漱石、そのへんの俳人にゃ作家とは、いささか貫禄が違うようだ。樋口清之様
散歩道<759>面白い話・言葉の解釈(1)今年の言葉”愛”