散歩道<6597>

                   日曜に想う(3)・下駄を脱がせろ 女性に任せよ

  歯切れよく述べる花守は、すこぶる本気である。考え方の根っこには、男はこう、女はこう、という決めつけへの不毛感がある。そのうえで、世の中は代えていける」と信じる前向きな意思が、仕事と同様にこの文章にもながれている。
 花守が存命なら、女子の入試点数を一律減点していた東京医科大を大いに叱ることだろう。大学前で男性優位に抗議する人が掲げた「下駄を脱がせろ」のプラカートにも共感するはずだ。医科大のアンフェアだけではなく、旧習臭う日本社会に向けられた、それは一喝である。

 
<検>女性、<検>政治、<検>発想を代える、

'18.8.12.朝日新聞・編集委員・福島 伸二氏