散歩道<6595>
日曜に想う(1)・下駄を脱がせろ 女性に任せよ
通信販売でおなじみの「ジャパネットたかた」の創業者、高田明さんの声はテレビで聞くほど甲高くなくはなかった。あれはどうやら営業用の声らしい。
先月末に長崎市であった核廃絶への道を探るシンポジューム。田上(たうえ)富久市長との対談はユニークな組み合わせが上手く響きあって、聴きながら重い、テーマをしなやかに考える機会をもらった。
たとえば高田さんが「いいアイデアがあります。各国のトップがみな女性になったら、きっと核兵器は廃絶されると思います」と言う。うなずく多くの聴衆を前に、田上さんはこう返す。
「去年の核兵器廃絶国際キャンペイン(ICAN)のノーベル平和賞授与式にでのスピーチは3人とも女性でした。核兵器は男が作った、という話もあった。けっこう当たっているのでは」
引き続いてのパネル討論では、中央大学教授の目加田説子(ともこ)さんが、二人の対話を受ける形でずばり」といった。
この国の最大の問題尾は(老害)と(男性害)です。いわゆる偉い人はみな男性だという状況を代えなければならない。基本的に(若い女性)に任せれば平和になります」二つの「害」と思(おぼ)しき専横や醜聞ばかり目につく昨今、男性も含めて賛同の空気が会場にわいた。
<検>女性、<検>政治、<検>発想を代える、
'18.8.12.朝日新聞・編集委員・福島 伸二氏
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