散歩道<6592>

                   記者有論(1)・米国初の通商紛争・日本の成熟にいかせるか     

 トランプ米大統領の通商紛争が世界を揺さぶっている。「米国はどの国からも金を奪われるブタの預金箱だった」と訴え、自動車の流入が安全保障を脅かすなどという理屈で高関税をかけることすら検討している。  
 自らを省みず、他人を責める。米国が目指してきた「偉大さ」とか毛はなれたしせいとしか思えな合い。であった人びとを通じ、米国の偉大さの一担ンを知る私はそれが悲しい。
 ただ、米国の退潮を意味しない。米国の混乱を分析し、教訓を活かすべきだ。
 自由貿易は国を富ませるが、「過日」が片寄が地になる。リーマン・ショックは、富を独占したエリートn強欲と無責任体質をあらわにし、米社会を分断した。米国はその後も税制や社会保障、教育などを通じて果実を分配する努力を怠ったように見える。米国では伝統的に、自由貿易の推進と富の分配とを両立させようとする姿勢が弱い。逆に言えば日本の目指すべき道はここにある。
<検>政治、

 
'18.8.朝日新聞・アメリカ総局 青山直篤氏