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                           面白い話(96)御曹司・スタミナ

かたえくぼ:23年連続減少:親らしい親もへっているから・・・・・・・・・・・子ども(二歩)

                  人物よりも、部屋の環境できまる「御曹司」

 「源氏物語」には女流作家紫式部
(むらさきしきぶ)ならではの同姓に対するきわめて洞察力に富んだ描写がなされている。こんな時、華やかな舞台となったのが局(つぼね)おなじみの藤壺(ふじつぼ)、桐壺(きりつぼ)といった平安時代の貴族出身の高貴な女性たちが、ここを根城に、恋に人間関係に悩む話が展開する。この局、またの名を「曹司」(ぞうし)といい、部屋を意味する。「曹司」上級貴族や、のちの武家社会では源氏の嫡流の(ちゃくりゅう)の子弟の住まいにも使ったが、この部屋住みのものを「御曹司」というようになつた。現代の「御曹司」たち、親の七光りで社長の座についたり、放蕩三昧にふけったりする者も多いようだが、部屋ずみの身では、一人まえとは言えない。

                   三姉妹に握られていた運命の糸「スタミナ」

 
さすが、ギリシャは神々の世界だけあって、神様の仕事も分業化が進んでいるようで、人間の運命を決めるのは、三人の女神だった。しかも、それぞれの仕事が更に細分化されていて、クロトが運命の糸を紡ぎ、ラケシスがその糸の長さを決め、アトロポスが糸を断ち切るといった具合に、三姉妹はベルトコンベア式の流れ作業で、それぞれの人間の運命をつぎつぎと決めていった。この糸の名がスタミナ。今は、持久力とか精力とかいった意味に使われているが、元々は、人間にとってもっともだいじな生命を意味していたのだ。さて、スタミナの切れかかった中年男性が愛飲する「ドリンク剤」でその運命はどのように変わるか。