散歩道<6579>

                               インタビユー ・韓国の朝鮮半島プラン(8)

北東アジア転機 日本の役割重要 共同で構想を

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・・・ 韓国では二国間より多国間安保をめぐる議論が盛んですね。日本では、とても不評ですが。
 「二国間同盟を強化すればするほど安全への期待は高まるが、地域にとっては不安定要因となります。敵国とされた国はさらに不安を覚える。敵対心は様々なメカニズムを通じて再生産されやすい。国内政治に没頭する政治家は、国外の脅威を利用してやろうという誘惑に駆られやすいものです」 
 「一方で韓日が今すぐ米国との同盟を解体するのは不可能です。それぞれ同盟を維持したまま北東アジアの多国間安保体制を考えるべきでしょう。
多国間安保は域内の安全に共同の責任を持つという安保共同体的な概念で、紛争を事前に防ぐ予防外交です」
 
・・・・北朝鮮政策をめぐる日韓の視点の違いをどう感じますか。
 「日本の人々は、北朝鮮情勢を非常に慎重に見守っているというのが私の印象です。きっと緻密(
ちみつ)な文化ゆえでしょう。ただ、外交や国際政治の未来像については大胆な構想力が必要ではないかとおもいます。偏見や誤認が戦略的判断に勝ってしまうと、未来への続く道が見えにくくなってしまいます」
 
<検>外国<検>政治、

  
18.8.8. 朝日新聞・ 延世大学教授、前韓国大統領府国家安保室第2次長 金基正(キムキジョン)氏