散歩道<6576>
インタビユー ・韓国の朝鮮半島プラン(5)
シンガポールの実現した米朝首脳会談は文在寅政権が間を取り持った。非核化の行く方はなお不透明だが、韓国の今後の朝鮮半島のシナリオをどう描くのか?北東アジアに劇的な変化が訪れた時の
日本の役割は?金基正教授に聞いた。
北東アジア転機 日本の役割重要 共同で構想を
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・・・それにしても。よくトランプ大統領をうごかせましたね。
「第1次核危機から四半世紀半の間、どの大統領も出来なかった朝鮮半島の冷戦を終息させた。・・・という評価に関心をいだかない政治家はいない。もとろん中間選挙や自身の再選など、トランプ氏の足元の問題もあるでしょう。まさに死にものぐるいで戦争回避を訴えて韓国の努力が実りました」
・・・今後、北東アジア地域が劇的に変化する可能性は?
「朝鮮半島の変化を通じて、新しい道を考える時が来たと思います。朝鮮半島は北東アジアの風向計のような存在です。強国はここで戦略的利益を衝突させたり、談合したりしてきた。冷戦時代、北東アジアで敵対的な勢力の均衡がいじされたのも南北朝鮮の対立が媒介していた。そんな朝鮮半島から発信される変化こそが、七〇年以上続く対立の秩序を代えられる」
「私は現状を『パラダイム変化の戸を叩いている』と表現しています。共同繁栄の希望が政治や社会、安全保障の領域に広がり、安定をもたらさないかと想像します。
その実現のためには北を孤立させてはいけない。北のせいで北東アジアが不安定になれば、多くのコストがかかりすぎてしまう」
<検>外国、<検>政治、
18.8.8. 朝日新聞・ 延世大学教授、前・韓国大統領府国家安保室第2次長 金基正(キムキジョン)氏
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