散歩道<6567>

                                    社説・原爆の記憶継承(4)・ 若い世代の新たな挑戦

 被爆者とともに

こうした取り組みを被爆者が後押しする。林田さんに国際署名活動のリーダーになるよう声をかけたのは、日本限水爆被害者団体協議会(日本被団協)代表委員の田中てるみさん(86)だった。被爆体験を若者に伝えようにも、社会状況が当時と大きく異なり、対話すらままならない。ならば、発進から若者に任せよう。そんな考えからだ。
 日本被団協の運動にまつわる資料やヒバクシャの証言、手記、絵などを収集しているのが、NPO法人「ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産を係争する会」だ。ネット上に公開し、東京でセンターの開設を目指す。
 大学生らが整理や分類などを手伝っている。数人のグループは、被爆者に関するデジタルアーカイブを作る仕組みを整えた。被爆前と被爆してからの人生をデジタル
地図の上で追えるようにする。世界各地に散らばる被爆者を紹介し、連絡してみようとおもわせる仕掛けだ。
 作業に協力する渡邊英徳東大院教授(43)は「若者の方が」最新の技術に詳しく、面白がってアイデアを持ち寄る」と話す。手伝いを通じて学生が原爆について」考え、継承の担い手に育つことを応援する。
確実に減り続けるヒバクシャがに願する」「核なき世界」を、人類全体のもくひょうに
・・・・未来を生きる世代の自由な発想と行動に期待したい。
<検>戦争、<検>環境、<6553>原爆投下から73年 

 社説 '18..8.9.朝日新聞