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                     面白い話(92)命のバトン圧巻・子煩悩

かたえくぼ:プロジェクトX:紅白視聴率回復への挑戦・・・・・・・・・・・NHK(鯨太)

                         自分の番 いのちのバトン
 父と母で2人 父と母の両親で4人 そのまた両親で8人 こうして数えていくと 10代前で1024人、20代前では
・・・・?何と100万人を超すんです 過去の無量の 
いのちのバトンをうけついで いまここに 自分の番を生きている それが あなたのいのちです それがわたしのいのちです   
相田 みつを氏
 
                       最優秀の答案「圧巻」
 昔の中国では、政府高官となるべき人材を広く全国に求めた。この官吏登用試験を"科挙”
(かきょ)といったが、試験のきびしさ、競争率の高さは、現今の教育ママの想像を絶するすさまじさだったという。科挙で最優秀の成績を取った者の答案(巻)は,他の答案の一番上に置かれるしきたりがあり、たの答案を圧(お)しつぶすほどすぐれているという意味で、圧巻とよばれた。数万の受験生が苦心して書き上げたものの中のナンバーワンなのだから、まさに「圧巻」である。しかし、この受験地獄は、一時、国民の元気をすりへらし、当落の非喜劇は多くの小説、戯曲の素材になったほどだった。現代日本の教育界、この故事をどう受け取るべきか。樋口清之さん

                    苦楽の区別がつかない親バカの極致「子煩悩」(こぼんのう)
 子供の事となると、親が盲目になるのは洋の東西を問わない。「子煩悩」もそのたぐいで、本人はそれをなによりの幸福と思っているらしい。ところが、この言葉は、本来幸福どころか苦痛や悩みを意味するものだったらと言ったら、世の子煩悩の親はどう思うだろう。もともと煩悩とは、仏教で、衆生が理想郷に至る道を妨げる障害のこと。ふつう根本煩悩として、貪欲、瞋恚(しんに)(怒り恨むこと)、愚痴、猜疑、謬見(みょうけん)(誤った見解)などが挙げられる。子どもの出世に貪欲になったり、怒り、愚痴をこぼし・・・・と四苦八苦する親の子供に関する煩悩は、結局、苦楽を超越した親の生きがいとなり、親バカの極致につながるのかもしれない。樋口清之さん