散歩道<6495>

                           耕論・ 虐待を防ぐ児相の在り方(3)
                                      警察と全件の情報共有を


 大阪府警にいた当時、深夜徘徊する少年や出会い系サイトで事件に巻き込まれた少女の多くが虐待被害者だったと知りショックを受けました。
 虐待が子供に与える影響は重い。大人は出来るだけ早く救わなくてはなりません。

 高知や愛知など5県が全件共有に取組始めています。共有した事案は児相と警察が協議しながら対応しています。海外でもこうした連携は行われており、英国では「ワーキング・トゥギャザー」が虐待対応の理念です。児童虐待は一つの機関だけで対応できるほど甘くはありません。日本でも児相と警察、市町村、学校、地域等が信頼関係を築き連携して子供を守るべきです。児相と警察の全件共有はその「第一歩」にすぎません。

'18.6.29. 朝日新聞 .NPO法人シンクキッズ代表理事・後藤 啓二氏 

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