散歩道<6120 >
                        文化・文芸 維新150年 苅部直・東大教授に聞く(!)
                               自由平等こそ「明治の精神」

 来年が明治元年(1868年)から150年に当たることで、政府は記念施策の準備を進めている。施策の目的とされるのは「明治の精神」に学ぶこと。和魂洋才」などが例とされている。今、明治の何に注目すべきなのか。明治維新前後の人々の思想に詳しい苅部直・東大教授(日本政治思想史)に聞いた。

 首相官邸のホームページは「明治150年」施策の狙いとして「明治の精神に学び、日本の強みを再認識すること」を挙げる。国のイベントに明治150年を冠したり、「明治期に活躍した若者、女性及び外国人」を取り上げて「そのよりどころとなった精神」を広報したりするという。
 今年発表した著書『「維新革命」への道』で苅部さんは、明治維新の思想的な意味に新しい光を当てた。

 なぜ維新のプロセスは、幕府から朝廷への大政奉還という政権交代だけにとどまらず、武士身分の解体にまで突き進んだのか。そして西洋の「文明」はなぜ日本社会に定着したのか。
 
<検>政治 <検>教養、<検>時代