散歩道<6040>

                         波聞風問・不正続く製造業   経営も現場で5回の「なぜ」(1)


 製造業の現場からムダをなくす「トヨタ生産方式」を生んだ故・大野耐一氏は。講演でこう語っている。技術屋は自分の考えにこだわる。誤っていたら、君子になったつもりで豹変(ひょうへん)すればいい」
 間違いを改めず不正を繰り返した日本のものずくりの問題は、どうして相次ぐのか。「なぜ」を5かい繰り返すことを求めた大野氏にならって、考えたい。
 なぜ不正が起きたのか?
 神戸製鋼所も日産自動車もスバルも、現場の決まりがルールから逸脱していた点で共通している。」海外から「過剰品質」といわれる日本製品を生んだ自信が「このぐらいなら、問題はない」という甘い考えやおごりにつながった。
<検>企業
 

 '17.11.7.朝日新聞・編集委員・堀篭俊材氏