散歩道<6008>
ウッドワン美術館 名品選集展
今日の美術展は素晴しかった。多くの方は明治以降の画家で、名立たる人の作品が1~2個出品されていた。興味あったのは、同じものを描きながら、どの様に違いを作品に反映されているか、その違いが解説の中にかかれている。実物のままに、ぼかして、デフルメされて、抽象的に、鯉の場合、ひれを1っ1っ細やかに、1匹全体を纏めて明暗の影をつけたり、動的に水の中を泳ぐ様子を描いたり。富士山については自然のままに、赤富士、富士山の山を赤く、雲は白く、背景の空を真っ青に、分厚く塗られた絵具で力強い構図となっている、叉、デフオルメされた富士、印象はそれぞれ異なる。私は佐伯祐三の街の描く街並みが前から好きだが、よく似た荻須高徳さんお描いたパリの街の風景もある。
特に女性のヌードを描くことは色んな規制が当時の政府からあったようで、黒田清輝に影響受けた人たちの作品は、下半身は多くの作品は布を付けて描がかれている。その中で肌の色では当代一と言われる藤島武二の作品は実になめらかである。叉女性画家の作品では女性の滑らかさをどう美しく描写しているか。
また、多くの画家は明治になってヨ-ロッパに勉強に行かれた人が多い、そこで色んな影響を受けておられる、帰国された後、その成果をどの様な表現方法で国内で反映されていったのか、勉強されたままの表現方法でそれが日本の中で受け入れられるのか、中庸をとられていったのか、日本の流儀の流れの良さを再認識されることに成ったのか等、興味が尽きない。
今日見る限り、屏風一杯に描かれた伝周文の四季山水図は自然の雄大さ画面から伝わって良さを改めていいと思った。
観ての感想は改めていい美術展であったと満足した。<検>美術展解説、
'17.10.20. 京都文化博物館
備考:'17.9.16.朝日新聞には、夢二は最初は布をかけた絵にしようとし、のちに全裸に描き直した絵がアメリカの夢二と交流があった写真家宅で見つかったと報道されていた。
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