散歩道<5987>
ブリューゲル「バベルの塔」展・BABEL
中の島のこの地区は、34~5階の建ち並ぶ周辺のビルと安治川、大川の中に囲まれた地点から少し離れたここの景色は、大阪らしい雰囲気が感じられるほっとする景色の中に東京に匹敵する、船の行き来する光景は新しい観光スポットでもある。
今日は中高年の人が多い、入った所はコーナー別に 1、聖職者の彫刻の数々、2、キリストや聖母子の肖像、、風景の中の聖母子、3、聖母子と奏楽天使たち、女性の肖像、4、新たな自然や男性や学生の肖像等の絵画の展示、5、ボス、放浪者、聖クリストファロス、最後の審判、聖アントニウスの誘惑、樹木人間、象の包囲、青い船、ムール貝、陽気な仲間たち、6、ブユーゲルの版画の展示、森に囲まれた村、聖アントニウスの誘惑、大きな魚は小さな魚を食う、大食、邪淫、慈愛、希望、忍耐、7、バベルの塔の絵画の数々、彫刻は、説明書きは小さく、目線より低かったため読みにくかった。展示されている作品は16世紀前の作品で、宗教的色彩が強く、その中に記述された言葉は教えを絵にして皆に解りやすく描かれた絵だと思う。絵の中には数多くの人や動物も動的に描かれているが、白黒に近い当時の色彩の為に今の観客には強くは訴えていないように感じる。バベルの塔の一部分と思われる大きさの外壁の周辺はそれをしっかり見ようとする観客の為、中々前に進まない。
'17.5.28.日曜美術館で美術家・大友克洋さんの内部構造を製作された興味ある話も聞いた。中にまで船が出入りし多くの人が働き、そこで交易がなされていたはずである話や、外側からだけでなく、内側からも建築が進められたていた事、外側の外壁も一つずつ模様が違って製作されていたこと、上へ上へとより天(宇宙)に近いところまでこの建物を伸ばそうとしていたし、今でもそうしたいと思って当時の工法でやり続けている対談が本当に面白かった。
これだけの建造物を今に伝えていることに当時の人の思いの強さ、当時の建築工法等、今の時代にも色んな方法が伝えられていると考えると、素晴らしいことだと感謝するよりない。<検>美術展解説、 <検>美術展、
<3742>ブリューゲル版画の世界