散歩道<5968>
やすぎの郷とマリー・ロランサンの詩
このストーリも後半を向迎えて、主役の九条節子(八千草薫)が亡くなる時が近づき、入居者皆に動揺が広がる、及川しのぶ(有馬稲子)から送られた本の文章の詩が興味引く。ここにおられる人たちは、一時代を風靡した人達ばかりで、それだけに影が薄くなった現実とのギャップに余計に孤独感を感じられているのだと思う。
その本の作者(マリー・ロランサン=Marie Laurencin)の美術展<5625>がKyoto「えき」であり、その作品を私は観た、観客は女性で一杯であった、美術展には女性ばからりが描かれ男性は一人も作品には登場しない展示会であった。ローランサンは男性が中心であった時代に、女性の能力を社会に認(絵画で)めさせた個性の強い最初の人で、不運に耐えた女性でもある。そこに、この詩「鎮痛剤」が紹介されていた。その詩を、名倉院長(名高達男)から紹介された。
この時(TV)の印象は、それが高齢者になっての孤独さ、人の関係から来る関係の薄さ、もっと進めば無視というように成る。そこに現代社会の高齢者の置かれた淋しさや、孤独の現実を考えないわけにはいけなかった。
<5625>マリー・ロランサン絵画展、 <5788>やすらぎの郷