散歩道<5867>
文化・文芸の「掌(てのひら)の教養」(3)
ところが活字文化は今や一斉に没落しています。文庫は汽車や電車での時間つぶしでしたが、スマートフォンに取って代わられた。これは痛い。文庫は踏ん張っているが、とりわけ総合雑誌は厳しい。新聞もそう。つまり「総合の知」が没落している。
若い読者は自分の関心を広げることを拒否する。知りたいことだけSNSで知ることが出来ればいいと。偶然見て、これは面白いという体験がない。
世の中には思いがけないことがあることが分ることは大事です。人間はそれで賢くなる。そういった関心の持ち方が衰えている。せっかくつくった知的中流社会を日本は手放すことに成るかも知れない。色んな文庫が世の中にはある。まだ底力は残っていると信じたい。
<検>文化、<検>IT、<検>若者、<検>氏名・山崎正和氏、<387>佐和隆光氏・講演会・科学と人類の未来、<872>風知草・携帯電話・不況の元凶、<977>~<979>風知草・虚学で身につける知、
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