散歩道<5849>
波聞風問(はもんふうもん)・AI人材(3)・ どう育てるか産官学に課題
トヨタは自動運転を念頭に、米国にAI研究の新会社を設立した。10億㌦を投じるという。みんなが同じようにできるわけでもない。でも何もしないのも不安だ。
空調最大手のダイキン工業の十河政則社長は「来春の採用からAI、IOTを担う人材として100人の別枠を設け、育てる」という。米国に人材育成に備える情報拠点を設ける準備も進めている。
企業規模を問わずに使えるAIの汎用プラットフォームをつくろうという企業もある。京大、阪大の研究生らが設立したエクサインテリジェンス 取締役の栗生万琴さんは「大学の最先端技術と企業ニーズをつなげたい」という。プログラムを学ぶ小学生らに、どんな環境を残せばいいのか。企業は専門知識を評価する報酬制度を用意できるだろうか。大学は世界に通用する研究体制を整えるだろうか。文部科学省は社会の変化を見通した人材育成のビジョンをつくれるだろうか。AIから課題が見えてくる。
17.5.30. .朝日新聞 <検>政治、<検>IT
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