散歩道<5848>

                       波聞風問
(はもんふうもん)・AI人材(2)・ どう育てるか産官学に課題

 どうすればいいのか。AIは自社のビジネスに関係があるのか。社内に人材はいるのだろうか。立ちすくむ経営者は少なくないと聞く。
 たとえば、AIをつくる人材、米西海岸の大学でコンピューターサイエンスを学んだ新卒者は年収2千万円という。日本の年功型賃金には、なじまない報酬だ。また、AIの研究者やデーターサイエンティストと呼ばれる技術者は、20代、30代が多い。彼らを採用しても、だれがマネジメントすればいいのだろう。経営共創基盤取締役の塩野誠さんは指摘する。AIの技術者を自ら採用するのか、別の分野の人材を育てるのか。自社にノウハウがない場合、他社を買収するのか、委託するのか、提携するのか。「どれも日本企業が苦手なところ。日本企業には、AIは技術課題だけでなく、経営課題でもある」という。

 
17.5.30.    .朝日新聞   <検>政治、<検>IT

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