散歩道<5800>
経済気象台(797)・CGSガイドライン
中長期的な企業価値の向上を図るために、コーポレートガバナンス(企業統合)の改革が次々に進められている。3月、経済産業省が「コーポレートガバナンス・システムに関する事務指針(CGSガイドライン)」を公表した。
我が国の改革としては、上場会社をたいしょうに2年前に導入した「コーポレートガバナンス・コード」が重要だ。これは金融庁の主導であった。CGSガイドラインは、このコーポレートガバナンス・コードを補完し、「稼ぐ力」をさらに強化するために有意義と思われる具体的な行動を取りまとめたものだ。実施は義務ではないが、各社が提示事項を考慮し、自社に適する経営システムの在り方を検討することを求めている。
なかでも注目すべきは、社外取締役の活用の在り方についての提言。「1名は、経営経験を有する社外取締役を選任することを検討すべきである」とし、経営経験者にたいしても、「積極的に他社の社外取締役を引き受けることを検討すべきである」と勧める。
経営経験者は社外取締役に適任である。ビジネスについての理解がり、迅速な判断に的確な対処が期待できる。しかも、経営トップ経験者であれば、経営トップへの助言の仕方など自らの経営経験を踏まえたアドバイスが期待できる。
折しも、オリックスの宮内義彦シニアチェアマンがカルビーの社外取締役に来月就任する予定という。宮内氏は社長・会長経験者だ。
今後、社外取締役に就任する経営経験者が増えることを期待したい。社外取締役が、経営トップに「You'refired!(おまえはクビダ)」とやることも、あり得ることである。 '17.5.11
<検>仕事
備考:今の世界は予測不可能なことが多数起こっている、業界や世界を広く見通せる知識人や経験者の協力が貰える会社運営が必要と思う。