散歩道<5799>
経済気象台(796)・働き方改革の理念
「働き方改革」という言葉を連日耳にするようになった。実に多くの検討課題を含んでいる言葉だと思う。
労働者の確保という面では、女性の積極的活用や高齢者の就業促進が欠かせない。若者が働く意欲を高めることや、外国人労働者の更なる受け入れも検討しなければならない。
その一方、社員のやる気を」引き出すことも大事だ。同一労働同一賃金や、非正社員の正社員化を進めることが課題になる。派遣社員の処遇をどう改善するのか。賃上げと生産性向上をどうやって両立させるか。いずれも避けて通れない懸案だ。子育てや介護と、仕事を両立させる必要もある。長時間労働を是正し、テレワーク等の柔軟な働き方にも取り組まなければならない。
「働き方改革は、一介の中小企業経営者である私が思いつくだけでも、これほど課題が山積している。しかし、個々の課題を論じる前に取り組むべきことがある。それは、企業が働き方改革に臨む理念を打ち出すことだ。経営者は「働く人を中心とした魅力ある企業をめざす」ということを掲げるべきだ。人生は一度しかない。社員の能力を最大限に発揮できる環境をつくり、社員が自らの成長を実感できるようにしたい。そのためには「社員が成長すれば、それだけ会社も発展する」という考えで経営する必要がある。
私の会社には、70 歳超の社員が4人、出産後に職場に復帰した女性社員が3人いる。働くことを通じて人生を豊かに過ごしてもらいたい。そう願って一人ひとりの人生観を大切にし、個性を生かすことを基本理念としている。小さな企業ではあるが、覚悟を持って、真の働き方改革を進めるつもりだ。 '17.4.18
<検>仕事
備考:働くという事は、人にとって最高の喜びと思う、生きている意味もそれにつきるように思う。