散歩道<5789>
投書・どう思いますか・中学生・高校生からの質問 (A)
「キレる高齢者」どう対するとお年寄り、なぜ病院にあつまる
この投書に対して4人(73歳、85歳、74歳、86歳)高齢者が以下のような投書で答えられていた。1、つらいんです 高齢者になると、 2、苦労した私たちを大目に見て、 3、自分を失う恐怖との闘いです 4、迫り来る「死」が根底にある
私はこの若者の投書と高齢者の回答に関心を強く持ったので自分の考えを記します。1つは年齢が近いこと、70歳代と80歳代では、生きることに対する考え方が変わってくるのではと思うのです(80代の人と之対話から感じたもの)。80代になるとこのままの状態で人生終わっていいのかと反省する機会が増えるようです。例えば何かを新たにやろうと取り組む場合に、その計画を達成する為に、どれぐらいの時間が必要になるのか等の要素(考)が初めに起こります。思い描く計画が時間内に出来上がるだろうかと不安が少しよぎります。そこに死の影(ひょっとしてそれがそのように思うのかもしれません)がおぼろげながら浮かのでしょう。それは70代では余り考えなかったように思います。
一方、自分が生きてきた道はその時、その時、その時に、これでよかろうと判断しながら、前へ進めた結果が今の状態にあることを良かった(認める)と思うより仕方(余り悪く考えないで)がないのです。このように判断(自信を持つ)する為にも人と話す機会がどうしても欲しくなります。その生き方を認めて(承認して)くれる人がそこにいて欲しいのです。
思い返してみてハッピーでなかったという思いに駆られる時、叉反省することが多いほど、自分を失いそうな可能性があるように思います。
キレるという人が高齢者に目立つのは話す相手に恵まれていなかった人が多かったのだと思います。人それぞれ人生や、考え方が違っている以上、話相手がそれを承認さえしてあげればそれだけで心の悩みから少し解放に向かうのではないですか、(同年輩の社会背景を知っている人であれば相手を理解してあげることは容易だと思います)。それは自分を理解(認めてくれる)してくれている人が居たんだと安心されると事に繋がると思います。
そのようなことを考えると介護施設や認知症の人の対応にも、その人の生きて来られた存在(意味)を認め、話を聞いてあげること、年齢層も、患者と同年齢の高齢者であったり、趣味の広い人がいたり、話の聞き上手な人がいたりする必要があると思います。 '17.3.21付掲載の投稿 朝日新聞
備考:この質問に対する考え方は叉気が付いた時に書きます。故に今回は(A)としておきます。
<検>世相・投書、<検>高齢者、