散歩道<5740>
経済気象台(768)・SNSとのつきあい方
先日、ある化粧品会派のコマーシャルが放映中止になった。「女性蔑視の表現」との指摘がネットで拡散されたのが原因のようである。その映像を見てみたが、(古い価値観から逃れられない旧人類」との指摘を恐れずに言うと)個人的には指摘される程の女性蔑視の表現とは思えなかった。むしろ女性に対するエールとも思える内容であった。実際、ネット上には男女問わずそうした意見も数多く存在していた。しかしながら、当該企業は「意図するニューアンスが伝わっていない」との判断で放映中止を決断したとのことである。近年、こうしたネット上での批判を受けてコマーシャルやキャンペーンが中止にいたるケースが増えているように思える。一因として、SNSの普及により、個人が自分の意見を世間に容易に拡散させやすくなったことに伴い、企業がネット上での「炎上」を過度に警戒する風潮が加速していることが考えられる。企業にとって「炎上」は自社のイメージを毀損(きそん)し、業績や株価に大きく影響する可能性があることから、極力避けたいことではある。最近では「炎上」対策として、SNS上での書き込みを24時間モニタリングするサービスも存在する。個人的には最近の風潮は少々行きすぎでは?との印象がぬぐえない。若者を中心に。テレビや新聞といったマスコミ離れが加速する中、殆どの企業が自社商品PRやフアンづくりにSNSを活用している。SNSの本質を正しく理解し、過度に警戒することも楽観しすぎることもなく、適切なスタンスで付き合うことが大切であろう。とはいえ、そのスタンスの取り方が難しいのではあるが・・ 16.10.13.朝日新聞 <検>経済気象台 <検>IT <検>世相、
備考:ITの情報発信方法が色々と変化しても、自分も相手にも自己責任の原則の姿勢は貫き通すべきと思う。それは散歩道・初回から現在までの私の一貫した願いであります。