散歩道<5688> 講演の話から自分流に纏めてみた。
芸術は何処へ・山本容子さん(1)・「今問いかけるアートのチカラ・Art in Hospital」
フランス・テスコの洞窟で馬、野牛、羊、鹿の絵を見た時、光の無い真っ黒けの中で、どうしてこれらの絵を描くことが出来たのであろうと考え、叉、この高さに、絵はどのような方法で描く事が出来たのであろうと疑問に思った。叉、人はどうして1万5千年もの間、多くの絵を描き加え得たのであろうか、そう考えた時、人は描(書)きたいものがあれば道具を発見するのだと思った。洞窟の壁は酸化鉄で出来ている、人の吐く息(二酸化炭素)で腐食するので、今はこの洞窟は入場制限が行われ、数少ない許可が出た人より中に入れない。
版画を画き続けている山本容子さんが、今情熱を燃やしている仕事は、Art in hospitalである、今はスエーデンの病院の小児科、産婦人科の病棟、診察室、廊下、待合室或いは壁に絵を描いている。子供の高さや大人の高さに合わせて、天井にも描いた。描かれた絵は、花、虫、モグラ、青空、海の小道、童謡に出て来る子供の歌から自然の、懐かしい、明るい、文字の絵、愛の音楽等である。仕事を進めるにあたって大切なことは、専門家と皆でよく話し合っていくコミュニケーションが必要だと思う。病院の長い廊下は白いカラーで無機質だった、随分地味ですねと云ったら、院長は私に派手の必要がありますかといわれた。病院の中には美術品が飾られていたが、患者の気持ちが考えられているとは思えない絵もあった。押しつけでなく、通路は何度も通るので何時見ても嫌にならない絵が必要で、絵は患者の為だけでなく、それを見守る家族にも心が開かれるような気持ちが落ち込まない絵も大切だと思います。国内で作成したものには和歌山県立医大、高松赤十字病院、自冶医大、他多数ある。実績をつくるのも評価を頂くためには大切と思っている。 '17.2.19.京都府立文化芸術会館ホール、
<検>講演会、<検>文化、
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