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                         面白い話(62)1,あげく・2,おクラになる

かたえくぼ:アカデミー賞逃す:月へ帰ります・・・・・・・・・・・・・かぐや姫(ペコロス)

                      終わりよければ、すべてよし「あげく」

 江戸時代に、風流人のあいだで盛んに行なわれた遊びの一つに連歌がある、静かな夜、二、三人が集まって、和歌の上の句と下の句とを詠み合い、延々とつないでいくのどかなゲームで、粋を解さぬ俗人から、「連歌と盗人とは夜がよい」などと皮肉られたした。句数によって、五十韻、百韻などの形式があるが、五、七、五の第一句を「発句」、次の七、七を「脇句」終わりの七、七の句を「挙句」
(あげく)でようやく終わりになるというわけだ。連歌も仕事もおわりを大事にしないと、「あげくの
果て」ということになる。
樋口清之様
  <564>言葉・ 盗人はぎ

                 楽(らく)が逆さになると、楽が出来ない「おクラになる」

 
ご存知のように、芝居や相撲の世界では、興行の最終日のことを「千秋楽」という。この言葉、もとは雅楽の曲名から取ったもので、法会(ほうえ)に演じられる雅楽のいちばんい終わりに演奏されるところから興行関係者に使われるようになった。これを略して、ラク日とか、ラクになるなどともいうが、ここには、長かった芝居や相撲が終わって、やれやれラクになったというニュアンスも含まれている。この”ラク”を逆さにしてできたのが、「おクラ」で、”お蔵(くら)”はまったく関係がない。せっかく苦労して準備した興行が、途中で中止に追いこまれておクラになったら、ラクしたくもラクもできないというわけだ。樋口清之様
                    
散歩道<検>言葉、