散歩道<5300>                                        553から移動

                            面白い話(61)バカ・肩入(かたい)

かたえくぼ:非戦闘地域:全土にいてほしい・・・・・・・・イラク国民      自衛隊どの(我楽多

                       馬や鹿ばかりか馬鹿(うましか)も迷惑「バカ」

 当て字とは本来その漢字の意味とは全く関係ないもののはずだが、中にはいつのまにかもっともらしい理屈がついてしまうものもある。「滅多」(めった)や「面倒」(めんどう)など当て字とは信じられないぐらいだ。しかし、「馬鹿」はそのためにとんだ面倒をひきおこした。中国の秦の時代、宦官・趙高(ちょうこう)・は皇帝の前に鹿を差し出して馬だといつわり、これに同意しない者に報復した。この故事がまことしやかに「馬鹿」の由来だとされたが、じつはサンスクリット語の痴を表すbaka-moha(バカモーハ)のほうが正しい出所らしい。これでは字を当てられた馬や鹿はいい迷惑だが、動物学者よれば実際に馬鹿(うましか)という動物がいるそうだから、こちらはなおさら浮かばれまい。(樋口清之様)

                    思惑は絡まなかった駕籠(はたご)屋の友「肩入(かたい)れ」

 駕籠屋といえば、文明開化以前の江戸時代においてさえ、社会の最底辺の階層に属した人々だったろうが,社会のつねとして、こうした階層の人間ほど仲間意識に篤く、連帯感が強かったらしい。疲れた仲間や重い荷物を運ぶ仲間を見ると、すすんでかつぎ棒に肩をいれ、いつしょにかついでやった。その行為の動機は、単純・素朴なものであったろう。ところが現代では、自分の利害に関する思惑がからんだ「肩入れ」が大はやりである。とくに、選挙の季節になると、特定集団、政党・派閥などに、本業そっちのけで肩入れし、候補者をかつぎ回る”駕籠屋”たちがどの街道にも跋扈
(ばっこ)する。すこしは、昔の駕籠屋たちの心意気を見習ってもらいたいものだ。(樋口清之様)