散歩道<520>
散歩道・4000回記念・面白い話・大集合(72)
452.例えば米国の企業会計で求める透明性(とうめいせい)も、中国流だとかなりゆるくなる。中国企業の帳簿(ちょうぼ)には公表用、税務用、家庭用*1の3種類があるといわれるほどだ。散歩道<4025>
453.大阪ガスビルの話を聞いて、「だまし絵の話」の歴史的に見ても、そのスケールの大きさに、すごいと感動した。騙す相手も、当時第2次世界大戦の敵軍であった米国海軍の航空機からの攻撃である、当時は、大阪でも一番に高かったであろう、このビルに爆撃させなかった(7・8階の一部を罹災しただけで難を兔*1れたそうだ)というから大したものである。それは何と、ビル全体を自社生産のコールタールで真っ黒に迷彩塗装したためだというでかい話である。米軍攻撃機は大阪市内ほぼ全域を焼け野原にしたのに、このビルは、爆撃で焼いて仕舞った残骸のため、真っ黒になったビルと判断し、爆撃しなかったのではないかと予想される。散歩道<4026>
454.”学校でたら勉強しよう”(日本経済新聞)、このキャッチフレーズは最高のコマーシァルである。社会に出ると、世の中には、教科書はないが、しかし、新聞はある。散歩道<4020>
455.新聞を読む習慣を、高校→大学へ、大学→社会へ続けさせていくことが大切である。そうしていつも、活字文化がある家族環境が望ましい。昔は、親が隣で新聞を読んでいたものだ。経済格差ならず活字環境格差が出てきているのである。散歩道<4020>
456.松園は、人間の感情をありありと描くと、ともすれば卑俗な雰囲気が漂う。それをさけるため、古典を参照にその気品の高さまでも自分の作品に取り入れようとした。この文章に、('10.12.10.国立国際美術館・大阪店の・「ウフィツ美術館自画像コレクシヨン」の中で、俗化していく世の中の画流の傾向に抵抗して、歯止めするため、バロックの様式を取り入れるようにしたと解説されていた。「聖書に実に上品でわかりやすく、信仰心を誘う、それ以降発展した芸術様式をバロックというという」文章である)散歩道<4027>
457.チャップリンのライムライトの名セリフの言葉を、政治家の皆さんに送りたい。 「人生に必要なものは、勇気と想像力、そして少しの金だ」、 支持率に振り回されず必要と思う施策を行う勇気、先々を読む想像力、それから言うまでもないがおカネは最後、少々だ。散歩道<4050>
458.酒がダメなら酒の名で酔え「コーヒー」
コーヒーは、アラビアを中心に飲まれていたものが16世紀後半、トルコを通じてヨーロッパに伝わった、というのは定説になっている。コーヒーの語源となったトルコ語のカフベェ(kahve)も、アラビア語のカファ(quhwa)から転じたものだが、このカファ、酒の名の一種であるらしい。と言うのは、ご存じのように、アラビア人はイスラム教の戒律によって、酒を飲むことは一切厳禁されていた。禁止されれば、その代用品を捜すのは人の常。彼らが、カフェインによって軽い興奮状態を与えてくれるコーヒーを、酒の代わりに愛飲し、酒の名をこの魅力的な飲み物に与えたのも、至極当然の話かもしれない。樋口清之様