散歩道<5166>

                           音楽・富田勲さんのシンセサイザー(2)           ・・・・・・・・・・・・・・世相(277)        (1)〜(2)続く

 富田さんは、そこで、この電子音を音楽として又、交響楽壇にコラボレートすること等に挑戦したいと思った。
 人がこれまで聞いたことのない音を出す為には、電子音を人形を使って発声させて商業化している会社
(札幌)の方に依頼する方法があると考えた。そこで、人形に交響曲等の音に合わせた動きが自由に操ることは出来るのか(パソコン技術の使い方に熟知した人の協力を得る必要がある)?。
 又、次の段階で、
人形「初音ミク」に本格的な日本のオーケストラと大合唱団とコラボレート(共奏)することに挑戦した。これらの全く部門が違う専門家の協力を得て、今まで誰もやったことのないことが可能になった(出来た)のである。その発表会が東京で.'12.11.実施され大盛況で、成功裏に終わったことはなんとも喜ばしい限りである。
 そのヒントに、日本には昔から、人形浄瑠璃や歌舞伎の世界に、人形に、人の声
(男・女や動物の声等)を代読(出す)させることが行われていた旧い歴史があることに気がついたことによる。
 又、宮沢賢治の物語の背景には、ずっと昔から変わることなく岩手県にそびえる「岩手山とその一帯
(イーハート)」の景色が彼の詩の中にある。又、遠くの世界へ飛び立って行く、又、聞こえてくるような神秘的な不思議な音がそこに感じられるように思う。  出された曲は(イーハトーブ交響曲)
 宇宙から届く声を発声出来る
(そんな音を出せる)のは、人形「初音ミク」以外にはない(人よりもむしろ人形のイメージになるという)と考えられたそうである。   

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