散歩道<5165>

                           音楽・富田勲さんのシンセサイザー(1)           ・・・・・・・・・・・・・・世相(278)         (1)〜(2)続く

 NHKのTV・スタジオパークや、.'13.2.3.ETV特集「富田勲の新作交響曲」番組や、ラジオ'13..2.5.で「音の魔術師」・富田勲さんのシンセサイザー(自分の好きな音を出せる)の興味深い話を多くの皆さんが見たり聞いたりされ、感動されたと思われる。その話の中で、日本で最初に、この機器を1971年アメリカから購入・直輸入し、使い方も知らない状況からこの機器で音楽を作ることに挑戦されたという。何しろこの器械を作ったのは、工学博士で、カンナやノコギリ、ノミの部品を箱に押し込めたものだという認識であったという?。
 今日迄、聞いたこともないその電子音に魅せられ、のめりこむようになったそうだ。日本に知られるようになる前に、
アメリカの全米音楽界・クラシック部門で、グラミー賞を取り一気に有名になり、その電子音が世界に広まっていくことになったのである。作られた作品には「テーマパーク(東京ディズニーシ)」や、NHK「花の生涯」「新日本紀行」「天と地と」「今日の料理」等数々。
 スピーディーワンダーが世界で一番尊敬するのは富田勲さんという。又、マイケル・ジャックソンが富田さんの音楽を使いたいとも言ったそうだ。

 この
(電子音にのめりこむ)背景に、絵画は4、5百年の間に色々と色彩が描き加えられたり、変えられたり、絵の流儀が変わったりしているのに、楽譜は4、5百年の間、音符等何ら変更することなく今に伝えられていることの不思議さ、しかし、このシンセサイザーの音は、自分が好きなように全く新しい音を作ることができるのだと考えた。
 又、小学校時代に読んだ宮沢賢治
(1896-1933)は日本人の心の故郷である。彼の独特の4次元的、宇宙的感覚の心情に満ちた言葉や小説の童話「銀河鉄道の夜」や「風の又三郎」に興味を60年以上も持ち続けてこられたことなどである。前東北大総長の西沢潤一博士から「雨にもまけず、風にも負けず、・・・」という詩に、音楽を付けてほしいという依頼があった。富田さん自身も1945.1.三河大地震に遭われている。これに答えることは、東日本大震災で打ちひしがれた東北の人々を元気づけることにもなると考えた。
 
関連記事:散歩道、<151>音に関して、<159>〜<163>音の文化、<569>、<631>シルクロード展・ヨーヨーマの歌、<1931>朝のNHK・TV"どんと晴れ”、<検>歌、音楽
<検>文化、

'16.5.8.富田勲様が逝去された。ご冥福をお祈りいたします。