散歩道<5146>
インタビユー・オピニオン どうした サムライ
町、通訳、食べ物・・・ 環境のすべてに 適応する力不可欠(2) (1)〜(5)続く
・・・なぜ、期待された成績を残せなかったのでしょう。
「外国だけでなく、国内の別のリーグでも、同一リーグの他球団でも環境が変わった時に結果を出すには、すべてに適応する能力が求められます。球場の環境だけでなく、どの町のどの球団でプレーするか、どんなコーチ、通訳がいるか、自分に合った食べ物があるか。すべてにおいてです。大輔はボール、マウンドといったこれまでと違う環境に適応できず、投球フォームを乱したことが、けがにつながった可能性もあると思います」
・・・球団に投球数を制限され、調整がうまくいかなかったのではないかという見方もあります。
「彼にとって慣れない環境だから、獲得のために巨額の投資をした球団は投球数を気にかけていたのでしょう。左足に体重を乗せて投げる彼のスタイルを、米国の硬いマウンドで貫くのは難しい。西武時代と同じような下半身の使い方ができず、腕に負担がかかった。正しいフォームで投げているなら、投球数は重要な問題ではありません」
・・・ロッテ監督時代、西武にいた松阪の全盛期をみていますね。再会した彼の姿は寂びしかったのでは?
「故障から復帰後の投球フォームは好きではありません。投球時の腕の位置が下がり、体が早く開くので打者にボールを見極められてしまう。故障部位をかばい、さらに悪化させる悪循環でした。西武時代は直球の制球が素晴らしく、多彩な変化球を操る。攻略が難しい投手でした。米国でも必ず成功する投手だと思っていました。しかしパワーピッチャーであることを大リーグで証明しようとした。よいアイデアではありませんでした。
'13.1.16.朝日新聞・大リーグ・レッドソックス前監督・ボビー・バレンタインさん
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