散歩道<5145>
インタビユー・オピニオン どうした サムライ
町、通訳、食べ物・・・ 環境のすべてに 適応する力不可欠(1) (1)〜(5)続く
日本のプロ野球選手の大リーグ移籍が当たり前の時代になった。しかし野茂英雄やイチロー、松井秀喜ら先駆者に比べ、寂しい成績しか残せない例も多い。日本選手の本当の評価はどうなのか。昨季はボストン・レッドソックス監督を務めたボビー・バレンタインさんに聞いた。まずは去就が決まらない元日本のエース松阪大輔について。
・・・バレンタインさんは昨季、松阪と同じチームで戦いました。どうしちゃったんでしょうか。
「彼は間違いなく日本でナンバーワンの投手でした。大リーグでも最もエキサイティングなチームに入団し、最初は素晴らしい仕事をしました。しかし、その後は故障が多く、チームに貢献できなかった。わたしは昨年のシーズン最終戦で彼を先発に起用しました。チームを去るであろう彼に、最後のいい思い出にしてほしいと考えたのです」
・・・しかし2回3分の1、5失点でノックアウト・・・
「故障からの復活をめざしていた彼は、元気になったといっていました。しかし本人が言うほどのレベルにはまだ達していなかったようです。かっての完璧な投球フォームを追い求めて懸命に努力し、深く悩んでいる姿を見ていました。彼ほど真剣に野球に取り組む選手と、私は出会ったことがありません。素晴らしいチームメートでした。最後の登板で結果を出したいという彼の強い気持ちを、私は知っていました。交代を告げたマウンドでは、涙が出そうになりました。
'13.1.16.朝日新聞・大リーグ・レッドソックス前監督・ボビー・バレンタインさん
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