散歩道<5086> 
    
                          インタビユ・オピニオン・ 市場と政府と中央銀行             (1)〜(5)続く
                        銀行の投機的活動 政府の保護は不要 金融改革まだ半ば(3)       

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・・・・大銀行の幹部の報酬が多すぎると批判していますね。
  「幹部の報酬が膨れ上がった理由の一つは、投機的な取引が加速した為だ。もう一つは、ストックオブションの過剰な活用だと思う。ただ、この10年間株価が高騰しなかった為、ストックオブションの活用は以前ほどでなく、ストックオブションの価値が上昇しなければ、報酬も上がらなくなるだろう」
・・・・報酬が多すぎると認める銀行首脳はすくないですね。状況を改善する適切な方法は何でしょうか。
   「難しい問題だ。一昔前には、銀行界のみならず、法律や会計士などにも、資産を預っている顧客に対する責任や配慮、今とは異なる倫理観があったが、その復活に期待するのは夢なのだろうか」
  「米国の一流ロースク−ルがこの問題について、会議を開くという話もある。金融だけではなく、法曽界自身について、何が問題で倫理規範をどうすべきか話合うという。
簡単な答えはないが、報酬の問題はそうした倫理規範と深く結びついていると思う。大きな報酬をもらえるとなれば、倫理から外れる誘惑も大きくなる」

'12.11.28 朝日新聞・銀行規制のルールの提唱者・ポール・ボルカーさん

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