散歩道<5071>
インタビユ・オピニオン・ リーダー要りますか・(1) (1)〜(5)続く
待望論は敗北主義 日本を飛び出し 自分たちで変えろ
リーダー論が人気だ。書店にはたくさんの関連本が並ぶ。確かに大震災以降、頼りないリーダーが目に付くような気がする。政治の世界でもビジネスの世界でも、立派なリーダーが出て欲しい、世の中を変えて欲しいと望んでいる人は多いだろう。だが経営学者の米倉 誠一郎さんは、そんなリーダー待望論に、ちょっと待ったという。
・・・・なぜリーダー待望論に反対なんですか。
「僕だって、白馬に乗ったリーダーが現れて、ええいっとすべての問題を解決してくれたら、こんなにありがたいことはないと思います。でも、現実にはそんな人はいません。強いリーダー、カリスマようなリーダーを待望するのは敗北主義。学生達にもそういっています。」
「世界を見て下さい。アメリカのオバマ大統領はとても有能な人だし、ブレーンも悪くない。カリスマ性もあった。でも今度の選挙で再選できるかどうか、大変苦労していますね。フランスのサルコジ前大統領も、カリスマ性でリーダーになったけれど、再選できなかった。今は、一人のカリスマリーダーで物事が解決できる時代ではないのです」
・・・・震災後の日本では、強いリーダーを求めがちなような気がします。なぜだと思いますか。
「簡単だからですね」
'12.10.17 朝日新聞・一橋大イノベーション研究センター教授・米倉 誠一郎さん
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