散歩道<5060>
耕論・転職を望まない若者(3)
知識ある「社蓄」を目指せ(1) (1)〜(2)続く
若手のサラリーマンは、会社の歯車なんです。上司の指示通りに黙々と働くべきです。
人は誰しも「自分らしさ」を大切にしたいと考えます。しかし、誤解を恐れずに言えば、若い頃は自分らしさを捨てた方がいい。キャリアがない若手は、まずは上司から与えられた仕事をきちんとこなして、基礎知識と基礎体力をつけることが何よりも大事です。
キャリアを積まないまま転職するのはやめるべきです。これまで務めた会社での中途採用者の面接の経験を含めて、2千人以上の転職希望者と会ってきました。転職理由で最も多いのは上司への不満を持つ。でも、そういう人は、性格が変わるわけではないから、どこにいっても上司や組織に不満を持つ。そして転職癖がついてしまう。
人事部や中途採用の担当者は、3回以上の転職暦がある人は採らないようです。採用するために経費も時間も掛けてますから、すぐに辞めるような人は選びません。
会社を辞めたいと考えている若い社員は、まずは自分に問うてほしい。上司に言われた仕事で結果を出しているか。そうでなければ、その不平不満は単なるわがままでしかない。
'12.6.12.朝日新聞・経営コンサルタント・藤本 篤志さん
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