散歩道<4986>
耕論・オピニオン・緊迫する日中(1) (1)〜(3)続く
共に成長する道筋見つめ直せ
尖閣列島を巡る緊張が解けぬまま、日中国交正常化40年を迎えた。補完していたはずの経済関係さえ壊れかねない様相だ。中国社会の底流で何が起きているのか。巨大な隣国とどう付き合うべきか。中国に深くかかわる2人に聞いた。
中国の暴動は一線を越えました。現地の雇用と税収に貢献している工場までおそわれたのは初めてです。焼き打ちなんて「禁じ手」立ったはず、治安当局もそれを止めない。非常にショックです。
過去の反日デモは、靖国神社公式参拝などの歴史問題に起因するものが多かった。その延長線上で今回の事態を捉えるのは誤りです。領土・領海問題から始まっており、これまでとは違います。
日本では「騒ぎは山を越えた」と見ようとする雰囲気があります。確かに当局は、習近平(シーピンチン)体制が発足するまではデモを押さえ込むでしょう。しかし、その後はいつでも再発しかねない。
'12.9.29.朝日新聞・中国経済コンサルティング会社「津上工作室」代表 津上 俊哉さん
関連記事:散歩道<60>中国の土地の所有権の問題・土地は国の所有、<157>韓国の歴史認識・幼稚園児・小1年生に豊臣秀吉の朝鮮征伐の話、
![]()